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2020 10 08

「山と旅の自転車プラス」ってどんな自転車?

 

 

最近よく聞く「グラベルロードバイク」、

舗装路も未舗装路も両方走れるロードバイク、って印象だと思います。

 

グラベルロードバイクは、700cホイール(ロードホイール)でヨーロッパの広大な砂利道などの未舗装路(グラベル)を早く走る為に開発された自転車。

 

VIGOREの「山と旅の自転車プラス」も見た目はグラベルロードバイクとよく似ているのですが、成り立ちが違います。

 

今回は少しその話を。

 

 

まだ日本で郊外へ出る道が舗装されていない頃、サイクリングといえばランドナー(標準装着ホイール:650b×42c)という日帰りから数日間の自転車旅向けの自転車が使われていました。

↑VIGOREランドナー(キャンピング仕様)

 

 

そして徐々に道が舗装され、次に出てきたのがスポルティーフ(標準装着ホイール:700c×32c)という車種、スポルティーフはフロントバッグやサドルバッグを装備して主に舗装路のサイクリングを楽しむものでした。

↑VIGOREスポルティーフ

 

 

片岡も1960年代から1970年代にかけてはランドナーやスポルティーフで京都の北山を走り回っていました。

どちらもツーリング車(サイクリング車)であって、レース車ではなかったんです。

その日やその旅行を楽しむ自転車だったんですね。

 

しかし、日本では1980年代以降、一般道路の整備に伴い普及したロードバイクと、山道走行に特化したマウンテンバイクの出現で、ランドナーやスポルティーフは衰退して行きました。

VIGOREもその時代の遊び方や路面状況に合わせロードバイクやマウンテンバイクを開発・販売してきましたが、その両方とも競技(レース)志向が強くなりレースマンがレースで勝てる自転車の設計へと変化していきました。

そんなレース主体の時代が約20年間続き、VIGOREもレース(ロードバイク/ダウンヒルマウンテンバイク/トライアスロンバイクなど)で勝てるバイク作りに没頭していました。

 

 

そんな時、少し立ち止まって自転車本来の楽しみを考え直し、当時ランドナーやスポルティーフを乗って1日楽しんで走っていた頃の楽しみ方が出来る自転車を今のパーツを使ってもう一度作ろうと思い、今から7年前の2013年から開発を進めたのが「山と旅の自転車シリーズ」なんです。

 

 

↑VIGORE「山と旅の自転車プラス」

 

 

まず「山と旅の自転車シリーズ」のベースとなったのが、現在でも販売しているクロモリ製クロスカントリー用マウンテンバイクの「Basic FR」。

 

山の中でのロードバイクを目指して開発したこの「Basic FR」、日本やアメリカの山を走り回ってノウハウを貯めた「Basic FR」はクロスカントリーとしての本来の乗り方以外にも、フリーライド、街乗りは元より本格的ツーリングバイクと様々な用途を満たす自転車となり、”自転車に乗る楽しみ”をコンセプトにした「山と旅の自転車シリーズ」を開発するうえでベース車にするのにはぴったりでした。

「Basic FR」誕生物語(全4回)はこちらより→

 

 

↑MTBのレース自体が出来る前のMTBドロップハンドル仕様(1988年)

当時はこんな自転車で山の中を走り回っていました

 

 

ヨーロッパのような広大な土地を走ろうと思えばグラベルロードバイクでもいいと思います。

でも日本で走るフィールドはそれとは違いますし、体格も欧米人と違います。

日本で走れる未舗装路といえば、林道や山道など。

海外の永遠に続くようなグラベル道はなかなか私達の住んでいる近場にはない事が多いんじゃないでしょうか。

 

日本人の脚質や日本のフィールドに合わせた自転車をコンセプト(VIGOREのバイク全般に言える事ですが)に完成した自転車が「山と旅の自転車プラス」。(現在販売している「山と旅の自転車プラス」は山と旅の自転車シリーズの第三弾目になります。)

 

だから、

「山と旅の自転車プラス」と海外発祥のグラベルロードバイクは似てそうですが少し違うんです。

 

 

↑京都の北山で「山と旅の自転車プラス」の試走風景

 

 

結局どんな自転車を目指したかというと、

『中速程度の走行時に心地良く、かつよく進み、そして荷物を積載した時に荒れた路面でもバランスよくハンドリングが安定する独自設計のオールクロモリ製のサイクリング車』

というところでしょうか。

 

もちろん、乗り心地や仕様にこだわったポイントはたくさんあるので、それについては以前に”What’s Hot”で書いた「山と旅の自転車プラス」開発記でご覧ください。

 

 

そんな「山と旅の自転車プラス」を、

普段の生活に、のんびり日帰りツーリングに、キャンプ道具を積んで自転車旅に使って下さい。

その移動や、その旅、その日を存分楽しめ、色々なシチュエーションでよく走る自転車を作りました。

普段着ているような服装でそのまま気軽に乗ってもらってもいいと思います。

 

気が向いた時、思いついた時が、あなたの旅立ちとなる為に、

ビゴーレが提案する旅のための、そして毎日のための自転車、

愛着を持って末長く付き合えるパートナーとして「山と旅の自転車プラス」を是非。

 

 

↑京都の賀茂川河川敷にて

 

 

 

ちょっと文章が多くなってしまいましたが、実際に自転車を試乗していただくと分かりやすいと思います。

こちらの店舗には全サイズの試乗車を用意していますので、是非ご来店下さい。

 

 

 

 

↓遠方でなかなか京都まで行けないという方には「山と旅の自転車プラス」のウェブストアも用意してます。

 

 

 

 

 

 

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