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最近、山旅車の影響?で、ビゴーレの自転車にキャリアとバッグを付けるリクエストが増えてきました。
山旅車から、本格的な冒険に旅立とうとしている方はマウンテンバイク型のベーシック・エフアールに、またスポルティーフのようにとロードバイクのクロモリ・レーサーまでそれぞれの用途に応じたものを選択されています。

 

 

 

キャリア(荷台)もバッグも様々なメーカーのものがありますが、ビゴーレとしては私たちの自転車と同様に「旅の道具」としての性能に見合うものをおすすめしています。キャリアについては、ドイツのキャリア専門ブランドの老舗、tubus(チューブス)の最上級モデルの中でも軽量化された“Logo evo” を選びました。安価なものもありますが、旅先では極力トラブルが無い様にするべく、もっとも信頼性の高いものを選択しています。

 

 

 

後ろに取付けるバッグは、パニアと呼びますが、こちらもドイツの完全防水バッグの雄、ORTLIEB(オルトリーブ)の“ バッグローラーB&W”。パニアバッグの最もスタンダードなモデルで、よく考えられてつくられています。耐久性はもちろんのこと、バッグ側面で自転車の背後になる部分にはリフレクター処理、またリアキャリアからの脱着がワンタッチで出来るようになっているので、屋外に置きっぱなしにしなくてはいけない時や旅出でないときなどは簡単に取り外しておけたりと、細やかな配慮がとてもいいです。

 

 

 

後ろだけでも結構な荷物を運べるのですが、フロントにもフロントバッグをという方にはこちら。 同じくORTLIEB(オルトリーブ)社の“アルティメイト6クラシック”というモデル。ツーリングに最適なハンドルバーに取付けるタイプです。スナップボタン式の開閉システムで、キーによってロックが可能。他社であるRIXEN&KAUL社の取付け法、クリックフィックスシステムにも対応可とユーザー本意のものづくりがわたしたちも気に入っています。

 

 

 

フロントもパニアも、両方取付けると山旅車はますます旅への想いを誘います。なかなか思い立てないひとの背中を押してくれるはずです。

 

 

 

さらに、もっと未開の地へ踏込みたいと言う方はこんな感じ。これまでの本格的なツーリング車としてはベーシック・エフアールにキャリアとパニアを取付けて、と言うスタイルです。この形で日本を回ったり、海外でのツーリングを満喫してもらってました。山旅車より走破性が高いので悪路が多い場に赴く場合はこちらの方がおすすめでしょうか。またポジションがゆったりしているので、のんびり走行のひとにもいいです。バッグを取り外して、キャリアだけのスタイルでも凛としているのがビゴーレです。

 

 

 

さらには、遠くへ遠くへと相棒の自転車と共に行きたいひとは、ロードバイクのクロモリ・レーサーにだって取付けられます。

 

 

そういえば、彼女も遠くまで行きたいって言っていました。
自分の脚で行けるところまで。これまでも自転車ならではの旅のたのしみをみなさん満喫してもらっているようです。

 

 

もちろん、ここまでハードなものはと言う方には、京都の手作りメッセンジャーバッグ・クリエーター、ちえちゃんのコゼバッグのパニアバッグがいつもの自転車散歩に彩りを添えてくれます。

 

 

ベーシック・エフアールにもばっちりでしょ?

 

 

わざわざ、3サイズもつくってくれています。もちろん、このバッグ達もいたんでも何度でも直してもらい、いつまでもかわいがってやる事ができます。小さいお店ながらしっかりしたものづくりとそれを長く使ってもらえるためのサポートがしてもらえる点はわたしたちも一緒に提供していてとても心強いです。

 

今回、遠方の旅人、冒険者にもより山旅をたのしんでもらえるようにWEB STORE の山旅車でもキャリアとバッグのオプションが選択できるようにしました!
キャリアだけ、パニアバッグだけでも選択できますし、最初から全部入りのセットででも選んでいただけます。みなさんのスタイルに合わせて選んでください。どれもいいものなので長くたのしんでもらえます。詳細は、ウェブ・ストアでご確認ください。(キャリア、バッグオプションは、オプション項目の下の方にあります。)

 

いよいよ、山旅車は大きい方のサイズの黒の在庫が無くなりました。
今回、完成車だけでなく乗せ替えのためにフレームだけでも購入される方が多く、 思っている以上に早く無くなるサイズ/色が出てしまいました。大きいサイズは、黒以外の色はまだ購入可能です。
 先日も問合せがありましが、生産のロットの加減でこの生産は今回で終了予定です。悩まれている方は、お早めに。(リクエストが多くて再生産が可能となった場合も、最近の社会状況を鑑みると次回は同価格にての提供は厳しいかもしれません。なんとかがんばってみたいと思っておりますが、こればかりはなんともお約束できないのが申し訳ないです。。)

少しでもみなさんのお力になれるように、ウェブ・ストア、京都本店では、分割払いの金利を36回までお店側が負担させてもらう「ビゴーレ・ローン 金利0%キャンペーン」を11月16日まで開催しますので、ぜひご活用ください。

 

 

山と旅の自転車は、京都本店、各特約店、ビゴーレ・ウェブ・ストアにて限定販売中です。

 ウェブ・ストアはこちらです。 →

 

 

 

 

 

クロモリ・レーサーと並んでビゴーレの歴史的一台であり未だ多くのオーナーに愛され続けているクロモリ製のマウンテンバイク、ベーシック・エフアール。この自転車の開発はこれまでも触れましたが、そのいたって「普通」の佇まいからは想像のつかないほどの試行錯誤によって生み出された一台。見た目の普通さによってあまりスポットが当たる事は多く無いのですが、オーナーになられた皆さんにはとても満足してもらっている車種でもあります。

このベーシック・エフアール、お店で試乗された方は、思った以上に進むことに驚き、さらにとても操作しやすい事に感動されます。それは、もちろん競技の限界状態での操作性安定性を考えたモデルですので、当たり前のことではあるのですが、その普通なる外観と性能とのギャップが面白い一台なのです。

そして、そんなベーシック・エフアールの魅力は世代や性別を超えるようです。
つい先日、3台の白いベーシック・エフアールを3人の新しいオーナーのために組上げました。みなさんお店で試乗し、感動してオーダー。遠目には同じベーシック・エフアールですが、一人ひとりの思いが反映されて、それぞれがちがう魅力をもったすてきな自転車となりました。せっかくなので今回はその3人のベーシック・エフアールをご紹介します。

まずは、ひとりめ、彼女のベーシック・エフアール。

実は、お父様から彼女へのプレゼントの一台なんです。
お父様はビゴーレ乗りで私たちの軽快な乗り味をいたく気に入ってもらって、毎日走り回っているとのこと。このたのしみに娘さんも巻き込みたかった?ようです。自転車の細かい仕様はお父様が決められましたが、自分の自転車にするために、アクセントとなる部分は、もちろん、彼女が楽しみ悩みながら一つ一つ決めていきました。

 

ハンドル周り。ハンドルの高さは、ビゴーレでは3パタン準備していますが、通学とバイトまでの移動という街中での走行がメインとなる彼女には、操作性とスピード走行に対してバランスの良いポジションがとれるミドルの高さを選択。全体的に白で纏めたいという彼女の思いを反映させた白いハンドルグリップ。タイヤは、標準(1.5)のものより細い1.25を選択して、より速く走れるように。

サドルも白の予定でしたが、すぐにお尻の形になじんで乗りやすく、 永く乗るにつれて程よい質感になる革サドル、アメリカのセラ・アナトミカを選択。

そして、街中では欠かせないスタンド。Wレッグスタンドは、ビゴーレのシルエットを損なう事無く実用性を向上してくれる優れものです。

ロゴは、彼女の大好きな水色、ちょっとしたことですが、素敵なアクセントになりました。この爽やか仕様のベーシック・エフーアルがこれから毎日彼女の楽しい日々をアシストしてくれるとともに、そのうちお父様との交流の一助になってくれることを願ってます。

つづいて二人目の彼女のベーシック・エフアール。

 彼女の自転車はこれまで“ママチャリ”でした。近所の買い物の友から、さらに遠くへ走りたい、その思いでビゴーレの自転車を選んでもらいました。また、ビゴーレに乗っている友人がとてもたのしそうで、自分もいつかは、と思っておられたそうです。京都は市内でも鴨川沿いや御所など、舗装されていない道が結構多く残りますが、舗装路だけでなくそんな道でも気持ちよく走れるためのベーシック・エフアールという選択でした。

そんな彼女のベーシック・エフアールは、全体的に白黒のモノトーンで纏めつつ、グリップはピンク、ヘッドマークに赤いフィッシュボーンと秘めたる可愛らしさがちらり。

自転車の変速機周り、ブレーキ周りの部品は、競技にも対応できる耐久性を持つシマノのデオーレ。ゆっくり自分のペースでいいので少しずつ距離を伸ばし、ゆくゆくはこの新しい相棒と旅行に行きたいという彼女の思いの上でのワングレード上の仕様の選択でした。またこれによってこれによってさらに永く付き合ってもらえる自転車になりました。

彼女ももちろん普段の街乗りでも活用すべく、Wレッグスタンドを取付。この後、かごも取付けて、これまでの相棒以上に活躍してくれそうです。

ロゴは、必要以上に奇をてらう事無く黒ですっきり。部品も含め全体が白黒でぐっとシックにまとまっているので、アクセントのグリップがさらに印象的な一台となりました。遠出の夢を果たすべく、これからがんばって体力をつけなくちゃととてもうれしそうな笑顔が印象的でした。

最後の彼の一台はより、快適に走行できるためのベーシック・エフアール。

彼もこれまでの“ママチャリ”からの転向組。レース車ほど派手なものではなく、いい自転車を求めてビゴーレへ。これまで30分かけて通っていた通勤の道のりをより快適にするためのベーシック・エフアールです。

前の二人とは異なり、これまでのママチャリのポジションから大きく変えることなく乗れるようにと、ハンドル高さは一番高いアップタイプを取付。ただ、この先はせっかくなので長距離も走れるようにとハンドルはまたそれに合わせて交換したいとの事。

通勤がメインなので、パンクしにくいものを選択。このタイヤ、サイドに反射板加工がしてあり、帰りが遅くなった夜間での帰路も一安心です。

彼の場合はロゴでアクセント。黒のロゴを赤にするだけで自転車の印象が変わってくるから面白いです。

三者三様。それぞれの思いがきっちりと詰まった白いベーシック・エフアールは、それぞれに代え難い一台になってもらえたようです。

同じ白いベーシック・エフアールのオーダーが3台重なるという偶然。大きな違いでなくても、個々の思いが形になったものが出来上がるということは、モノと人との関係でとても大切であるということが改めてよく分かりました。

ぜひ、じぶんのモノと共に過ごすという経験をおすすめします。きっと見える景色がちょっと変わってくるはずです。

 

近頃、京都本店には見慣れぬものがあちらこちらに。
この半分組みかけのフレームもその一つ。私たちのクロモリ製クロモリ・レーサーみたいですが、片岡がつくっているフルオーダーもの。仕上前ですが、チューブ接合部はフィレット加工の下準備。


チューブにはプレステージの文字。パーツはシマノの電動アルテグラ。またディスクブレーキ台座らしきものが。
フル・オーダーのモデルらしいのですが、はたしてどのような完成車になるのかはまだ私たちには分かりません。。

そして外にも見慣れぬ半組の自転車。

 

未塗装のフレームは、クロモリ・レーサーでもベーシック・エフアールでもないです。

どうやら、これが「山と旅」の自転車のサンプルとのこと。先日パーツの組合せをベーシック・エフアールをつかって色々確かめていましたが、片岡とメカニックスタッフが新設計のこのフレームで再確認しているようです。

各部品もいろいろ相性があるようで、現在その適正を最終的に見極めている模様。
ビゴーレの名に恥じない乗り味を実現すべく細やかに確認しています。
すでに古参のオーナーさんから、ランドナーに置き換わるものとして未だ仕上がってもいないのにオーダーが入りました。 常連さんも仕上がりを待ちこがれている様子が見てとれます。「ロードのようなマウンテンバイク」いよいよその形が鮮明になってきました。

京都本店には、他にもサイトでは紹介しきれないものがあちらこちらに。(最近では、昔のオーナーさんの古いビゴーレがよく持ち込まれビゴーレの歴史が垣間みれます。)片岡も新しいお客さんに聞かれると忙しいはずなのについついそれらの自転車の由来を丁寧に、そしてたのしそうに語りだしています。

新しい自転車、古い自転車、それぞれに思いがあるからこそどれにも同じ温度で向き合えるんですね。
 そんな新旧の自転車が入り交じった京都本店がざわついています。
ぜひ、散歩がてらに覗いてください。

 

 

何気なく、愛らしいぶたの看板のそばに立てかけられた見慣れぬビゴーレの自転車。

その自転車は、ずいぶんと前に片岡の友人のソーセージ屋さんのマスターからの依頼で作られた一台です。
「配達用の一台をつくってほしいんやけど。」
友人の不意のお願いでした。

片岡とマスターは旧知の仲で、ソーセージ屋を開かれる前は有名な欧風料理レストランを開かれており、ビゴーレの打上でも良くお世話になりました。現在は、レストランのときに評判の良かったソーセージやおいしい食材をメインに販売するお店を立ち上げられ毎日奮闘されています。
「ソーセージ屋」と言っても、フランスで言うところの「シャルキュトリー」という豚肉加工専門店。それを専門的に営んでいるお店は日本では数えるほどしか無く、ソーセージ、ハム、テリーヌからデザートまで毎日作リ続けられています。そんな彼をわたしたちは親しみをこめて「ソーセージ屋さん」と呼んでます。
片岡とマスター、端から見ているとそんなに仲良さそうでも無いのですが、互いに饒舌でもなく、職人気質なところが似ていて、なんとなく、多くを語らずとも通じ合える仲みたいです。

 

そんなマスターから店用自転車のオーダー、要望はふたつ。
配達用の自転車にしたいので、すこしでも多くの荷物を乗せられること。
そしてリンデンバーム(お店の名前)っぽいこと。

その二言から生まれた自転車が、マスターの手にしている自転車。


職人堅気のマスター。カメラを向けてもすぐさまにこっと言う訳にはいきません。
写真では無愛想ですが、とてもやさしくて、いつもたいへん気遣いしてもらってます。

 

さてさて、仕上がった自転車は、こんな感じです。
配達用とのことなので、丈夫で取り回しの良いクロモリ製MTBであるBasic FRをベースに、
前輪の荷台はもちろんのこと、リアには、大きなキャリア。これなら豚一頭まるごと配達できるはず。

前輪の荷台はフラットなものを。うさぎでも、鴨でも、ぶたでも、鹿でも、ひもでくくりつけていろんな食材を運ぶことができます。

ただし、しっかり縛りつけてもらわなければ荷物は逃げていってしまいます。

 

後ろはXTRACYCLEのFreeRadicalという荷台ユニットを取付けました。穫れたての一頭丸ごとでも運べそうなぐらいの容量はあり、荷をのせなくても十分すぎる存在感。
看板がわりにも、との要望もこれならしっかりご希望にそえているのではないでしょうか。

 

もちろん、配達先でも自転車が立てられるようにスタンド付き。
(※ビゴーレはスポーツ車が主流なのでオーナーはスタンドを付けられないことが多いです。)

 

そして、フレームには、お店のロゴ。

 

ただ、ロゴよりも特徴的なのは、自転車のフレームの正面につけられた”ぶたのはな”。
そう、これは、あの看板のぶたくんのはな。これはマスターからのリクエストなんです。
あのぶたくん、だいぶマスターに愛されているようです。おかげで自転車もぶたくんの分身のようになりました。
ぶたは、ドイツでは幸運のシンボル。町でこのぶたくん号とすれ違ったら、いいことあるかもしれません。

 

そんな元祖?ぶたくんと記念撮影。
その日のマスター、とても忙しかったようですが、やっぱりぶたくん抜きでは語ってはいけないようで、
少々ぶっきらぼうながら「看板ともいっしょに写ろうか?」と自分から。
最愛?のぶたくんとその分身、ぶたくん号と一緒に記念撮影となると自然を顔もゆるみます。
職人堅気でちょっと気難しそうに見えますが、ちゃめっけたっぷりのマスターはやっぱり憎めません。

 

自転車を定位置に戻すと、忙しいと言いながらもスタッフの方といっしょに自転車をながめておられました。
みなさん、なんとなく、ビゴーレの自転車はながめたくなるみたいです。

 

そうそう、このお店のためにつくったのは自転車だけではありません。

こんなものもあります。何か分かりますか?

 

実はこれ、溶接されたパイプの穴に写真のように棒を差し込み、ソーセージを吊るすものだそうです。
ある日、マスターが、「こんなの作れる?」との相談に、片岡が実際の使い方を確認しながら寸法、角度を決めて自転車のフレーム材で作り上げた一品。
自転車同様、道具としてしっかり機能するものをとの思いをここにも込めています。

 

つりさげられたソーセージはこんな感じ。(マスターのブログ”リンデンバームのキッチンから“より転載)

 まじめにモノづくりしている者どうし、ちょっとしたことをお互いに知恵を出して支え合っている関係が端から見ていてうらやましいです。

 

ついでながら、店内に入るとおいしそうなものばかり。
これまでも食べてはいるものの、その誘惑に負け、買って帰ろうと、マスターにどれがおいしいかと尋ねると、
ぶっきらぼうに「全部。」。
それは、そうです。申し訳ない質問をしてしまいました。

 

欲張りのわたしは

色々たのしめるソーセージの詰め合わせと

 

とても美味しそうな、タルトタタンを袋に詰めてもらいました。

 

私たちの対応を終えると仕込みのためにそそくさと奥の厨房へ戻っていかれるマスターの姿は、
つくるものは違えど、ひたむきに自転車づくりに励む片岡に通じるものがあります。
京都にはまだまだものづくりに思いを込めている人たちがたくさんいることを改めて実感しました。

 

これからもこの素敵なお店が続くように、少しでもビゴーレの自転車(とソーセージ台)が貢献してくれていることを願ってます。
どうぞ、ぶたくんのご加護がありますように。

京都にお越しの際は、ビゴーレの自転車と併せてマニアックでとてもおいしいソーセージにも会いにきてください。

 

ソーセージ屋さんもとい、シャルキュトリーのリンデンバームのホームページはこちら→

 

今回、ベースとなったベーシック・エフアールはこちら→

 

クロモリレーサーで旅にも行きたいというアクティブな女性のリクエストでフレームのリアエンドにキャリアダボをオプションで溶接し、TUBUS(ドイツ)リアキャリアとORTLIEB(ドイツ)パニアバッグを装着しツーリング仕様に。

 

 3月に、テントや寝袋は持たず宿に泊まり歩き(走り!?)ながらの旅に出られるとの事でしたがそろそろ出発でしょうか。

 

使う目的に合わせたカスタムオプションなども受け付けていますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

 

写真は、1970年代に作っていたビゴーレのミキスト。
ミキスト-mixte-とは、もともと男性向けであった自転車を男女共用のものとして女性でも跨ぎやすいようにハンドル部からサドル下までつながるトップチューブを細い二本のチューブにし、ハンドルから後輪まで一直線につないだフレームのものを指します。”Mixte”はフランス語で、英語の “mix” や “unisex” と同義。万人に自転車を楽しんでもらうべくヨーロッパで生まれたミキストですが、ビゴーレはさらに「走る自転車」としてオリジナルのミキストを早い段階から作っていました。

そして、彼女の愛車はそのビゴーレのミキストです。
80年頃にその自転車に乗り始めてから約30余年、サイクリングを日課としてほぼ毎日愛車に跨がり散歩に出かけます。ちゃんと手入れをし、調子が悪くなったら修理をし、たいせつに、たいせつに乗り続けてくれています。
今度もまたメンテナンスと修理のため姫路から京都本店まで自転車を持ってこられました。

 

オレンジ色のフレームにお気に入りのグリップとベルの付いたそのミキストは、今でも彼女の毎日に欠かせない一台。
今回、しばらく預からなくてはならない事を告げると彼女の顔は少々曇ります。
預かってもらっている間、大好きなサイクリングができないことをとても残念がっておられたのです。
そこで、彼女の息子さんが提案します。
「もう一台あれば修理に出している間も乗れるやん。」
その一言が、今回の自転車づくりの始まりでした。もちろん、「もう一台」はミキストです。
しばらく、ビゴーレのミキストは製作していませんでしたが、今回久しぶりに作ることとなりました。
図面となるイメージは片岡の頭の中。彼女の事を思い浮かべ、彼女にとって丁度良い一台となるように
材料を見繕い、加工し、そして自転車はできあがりました。(製作の顛末はまた後日。)

フレームの色は、彼女がお店で一目惚れした「あかり」の色。今度の一台はシックにまとめることになりました。

いよいよご対面の日。
作っている時から、うれしくて、うれしくて、寝られなかった彼女。
今日も姫路からの道のりではずっと新しい自転車で頭がいっぱいだったようです。

到着し、じぶんの新しい一台を見つけた彼女に、もはや言葉はいりません。

 

片岡の説明もほどほどに、なによりも乗りたい気持ちが勝って颯爽と駆けだしました。

その気持ちは勢い余ってどんどん走り出し、
あっ言う間にわたしたちの視界から姿を消してしまいました。

ようやく戻ってきた彼女の顔には満面の笑み。
1930年生まれ、御年80余歳。その快活な乗りっぷりに皆驚きを隠せませんでした。
そして、戻ってきて開口一番、
「なんで、こんなによう進むの?」
前のミキストよりもとても良く走るのです。
「同じように見えても、もちろん、進化しているんです。」
片岡は、自信満々にその問いに答えます。 
「そんなに違うの?」と彼女の息子さん。
彼もビゴーレオーナー、元々彼がビゴーレと彼女を引き合わせてくれました。 
その彼も母の一言に思わずそれに跨がり走り出します。

小柄な彼女に合わせたミキストは、彼にとっては少々小さめでしたが、
踏めばぐんぐんと進んでいくその自転車に、彼も思わず笑ってしまいました。
「これは、違うわ。」
そう、ビゴーレのミキストは、走ります。異型フレームだからといって操作性もダイレクト感も損なう事無く、
しっかり走るスポーツ車として他のビゴーレと同じエネルギーをかけて作りました。
今回は、より操りやすいようにとマウンテンバイクの操作性のノウハウをこのミキストに盛込みました。

見た目の大きな違いは無いので、本人達には何が違うのか不思議でならないようです。

その問いについて専門的な説明が片岡がしている間も、ずうっと笑みが止みません。
何かよく分からないけど、前よりも良く走る新しい相棒が、うれしくって、うれしくって仕方がないのだそうです。

常連のお客さんもいつまでも自転車をながめる親子と片岡が気になるとともに普段見慣れぬビゴーレに興味津々。 
「エンドは、カンパのロードエンドで‥」「26インチでも‥」「クランクは‥」常連さんの専門的な質問に片岡も饒舌に。

その間もしげしげと自転車を眺める二人。どうも、いくらながめても飽きないようです。

そのうち言葉をかわす事もやめ、
みんなでながめだしました。 
その間も彼女の顔には笑みが消えることはありませんでした。

いつまでもながめている訳にはいきません。
店内で引渡へ向けて最後の調整です。小物をつけ、各所を点検します。
今回のお気に入りの緑色のベルも取付けられました。

他のレース車やスポーツ車と同様、一カ所ずつ丁寧に点検します。
ちょっとした調整で乗り心地も変わるからです。すこしでも彼女の快適に乗ってもらう為に何度も何度もブレーキレバーの引き加減を確認する片岡。

最後に記念撮影。最後までみな笑顔です。


オーダーする事が決まってから出来上がるまで、ワクワクして眠れなかったという彼女。
すごく楽しみで早く見たかったという彼女の思いにしっかり応える自転車づくりができました。
帰り際に「今は、ねことサイクリングがたのしみ。これでまた長生きできる。」とわたしたちに言ってくれました。
長生きして少しでもこの自転車で一日でも多くサイクリングしたいとのこと。
彼女にとってかけがえの無い一台をつくれたことを光栄に思います。

これから毎日、彼女が新しいミキストでサイクリングに出かける様子が目に浮かびます。
ちなみにこの自転車では、買い物には行かないそうです。


彼女のサイクリング専用自転車、ビゴーレのミキスト。 現在は正規のラインナップではありませんので、一からの製作となりましたが以前つくった勘とこれまでのノウハウを基にその製作はとてもたのしいものでした。今回も一点のみの製作となったため試乗できるものがありませんが、このミキストにご興味が有ればビゴーレ京都本店までお問い合わせ下さい。

変わらないけど、新しい。
それがビゴーレの自転車です。

6月25日にこのコーナーで取り上げた、仲のよい二人の初めての自転車オーダーのつづき、
ついに完成して納車のときのお話です。

2人の注文したクロモリ・レーサーが仕上がり、 いよいよ、納車当日となりお二人がまた京都本店まで来られました。
いよいよ 「じぶんの自転車」とのご対面です。

こちらは彼の頼んだクロモリ・レーサー。一目惚れの水色に白のロゴ。彼の人柄同様、とても素直に仕上がりました。

彼女は、クリーム色に白いロゴ。こちらも彼女の雰囲気を表した一台に仕上がりました。
そして装備では、ドロップハンドルでも楽なポジションで乗りこなせるようハンドル上部に(ブレーキの)アシストレバーを取付けました。サドルはアメリカの職人がつくっているセラアナトミカ。この一枚革のサドルは乗るほどにお尻に馴染み、ずっと末永くお付合いできる一台の一部としてがんばってくれます。

できあがった自転車をみて、すぐに乗りたい!というはやる気持ちを抑えてもらいながら、最後にもうひと作業があります。それは、出来上がった自転車をよりじぶんのものに仕上げるための調整作業です。

今一度、何度か自転車に跨いでもらいハンドル位置、サドルの位置などを再調整します。こうしてよりフィット感を増すようにします。

 

そしていよいよ完成した自分の自転車に乗る時が来ました。
ロードバイクに初めて乗る二人に片岡が乗り方のコツを伝授します。

 まずは彼から。満面の笑みとともに初走行の瞬間をぱちり。

 

次に彼女もぐるっと一周です。セッティングの甲斐もあり、すぅっと自然に乗ってもらうことが出来ました。

 

仲良く二人で記念写真。
なかなか「じぶんのもの」を手に入れる機会が無いなかで
じぶんの思いの詰まったモノづくりをお手伝いできることはわたしたちにとってもありがたいことです。
すぐに出来上がるのではなく、出来上がるまでの時間も楽しんでもらえてとても良かったです。
今回の自転車づくりは二人にとって大切な思い出のひとつになれましたでしょうか。

 

良い道具選びは、楽しい日常を積み重ねる上で大切です。 
ずっといっしょに過ごす道具としての自転車。
ビゴーレの自転車はあなたの人生の一部をきっとすてきなものに変えてくれるはずです。

今回二人がオーダーしたビゴーレのクロモリ製ロードバイク、クロモリ・レーサーの詳細はこちら→

その二人は、つい先日新婚旅行から帰ってきたばかりのご夫婦でした。
とても仲のよいその様は未だ恋人どうし。そんなふたりがじぶんたちが乗る自転車を探しにビゴーレを訪れました。
二人で、たのしく、なかよく。
外に食事に行く時も自転車で、彼女の実家にいくのも自転車で。遠方にも一緒に走りにいきたい。
そんな二人はクロモリのロードバイク、CrMo Racerにすることにしました。

彼は、お店に着くやいなやお店にあった水色のロードに一目惚れ。

早速水色のフレームに合うロゴの色を確認しだします。

彼女は、じぶんに合う色をじっくり考えます。
フレームの色はすぐに決まった彼もロゴの色は中々決まらない様子。

ロゴの色を決めるのは一旦おいて、
彼女のフレームカラーを一緒に悩み出す彼。
見出すと他の色もよく見えてきて、彼の悩みは増すばかり。。

 

最初に決めたつもりの水色でしたが、どうも他の色も気になる様子です。

でも、最後は二人ともじぶんの一台を決めました。

 色決めが一段落したら次は、試乗。
自分の体型、能力に合ったポジションを探るべく 、お店のバイクに乗ってみます。
二人ともロードは初めてで、お互いに慣れない自転車に照れくさそうに跨がってました。

こうして、その日にフィッティングも終え
それぞれ注文して帰られました。
自分だけの自転車を考える過程も オーダーバイクのおおきな楽しみのひとつ。
この過程があるからこそ、思い入れの有る一台になるのです。

完成は、二週間後。
これからずっと共に楽しんでいく自転車ができるのを心待ちにしてお二人はお店を後にしました。

今回二人がオーダーしたビゴーレのクロモリ製ロードバイク、クロモリ・レーサーの詳細はこちら→

今回は、少々変わった注文です。
姿勢が立ち気味ながらも、軽快に走るバイクが欲しいという至ってシンプルなオーダーですが、
マウンテンバイクではなく、希望はロードバイク。
という事でこの仕様(CrMoRacer+アップハンドル)になりました。

この新しいビゴーレオーナーは、現在東京在住。去年京都本店に一度来店され、子供が出来て落ち着いたのでと再び京都本店に来られました。
普段に使うバイクだからこそ良いものにのりたい、その思いに応えるべく出来た一台です。

通常はドロップハンドルでアッセンブルするクロモリ・レーサーを
今回はBasic fr.に使うアップハンドル(ライザーハンドル)でアッセンブル。

 

サドルは、セラ・アナトミカの赤。

ベースとなっているのは、クロモリレーサーの“あかり”なのですが、ハンドルバーとサドルを変えただけでぐっと雰囲気が変わりました。

カジュアルな中にもシックな佇まいがおもしろい一台となりました。
走りもクロモリ・レーサーなのですが、ハンドル位置が高い分、ゆとりを持って乗る事が出来ます。
目線と姿勢が変わるだけで、同じ自転車とは思えない乗り心地の変化を味わってもらえました。

京都本店、東京ポタベルでは、乗る人の要望を聞きながら一台をつくっています。

今回のベースとなった“あかり”は、こちら→

ビゴーレのクロモリ製ロードバイク、クロモリ・レーサーの詳細はこちら→

ビゴーレに一度乗ってみたい。
会うとそう言ってくれていました。
彼は、パタゴニア京都店のスタッフ。パタゴニア京都店には定期的にビゴーレの自転車を展示させてもらっているのですが、 会うたびに「ビゴーレ、いいですね。。」と声をかけてくれます。そして、先日、いよいよ買いにきてくれました。

彼はそれまでアルミのクロスバイクに乗ってました。
でも、「自転車でもっと遠くへ」という欲求はその自転車は満たしてくれませんでした。
そこへビゴーレとの出会い。ぐっと引き込まれたようです。

 そして、お気に入りの一台が出来て、いよいよ引渡しの日。

彼のうれしそうな顔。この瞬間がわたしたちにとってもたまりません。

そして、いよいよ初またぎ。
それまでドロップハンドルの自転車に乗った事が無いとの事でしたが、さすがパタゴニアのスタッフ。皆いろいろなスポーツに秀でた人ばかりですが、彼もはじめてのロードバイクに躊躇せず、いきなり乗りこなしてしまいました。

そして、どうも自分だけの一台におおいに満足してもらったようで、ガンガン乗り始めます。

さらに、スピードも乗り、

もう、そのまま帰っていきそうな勢いでした。
こんなに喜んでもらえて、わたしたちもとてもうれしかったです。

そして帰り際、
なぜ、ビゴーレの自転車が良かったのかを聞いてみたところ、

「自分の人生でずっと乗れる自転車がほしかったので。ビゴーレさんの理念やモノづくりの考え方に感動してます!」

とすらっと言っていただきました。

とても嬉しかったとともに
これは(その期待に応えるべく、)ますますがんばらなくてはと身の引き締まる思いとなりました。

今回彼のオーダーしたクロモリ・レーサーの詳細は、こちら→

クロモリ・レーサーはウェブ・ストアでも購入できます。こちら→

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