少し前のこと、今から40年前に京都でVIGOREのランドナーをご購入されたというお客様からメールがありました。

 

 

そのメールの内容は、そのフレームはサイクリング中の事故で折れてしまってそのまま破棄してしまい、それからは別のマウンテンバイクをクロスバイクに改造して乗っていたが、もう一度VIGOREの自転車をオーダーしたくなり、どのモデルが自分に合ってるか相談に乗って欲しい、というものでした。

 

 

私たちはそのお客様の乗り方(ポタリングやツーリング主体/中速程度で一日走行というイメージ)をお聞きし、モデルは「山と旅の自転車プラス」をお勧めしました。

 

 

ロードコンポーネント仕様にするかGRXコンポーネント仕様にするか、ブレーキのオイルタイプとワイヤータイプの特徴、お勧めのタイヤ、ホイールのアップグレードやフロントとリアのギア比のご希望などをメールでやりとりさせて頂き、お客様の「TPOでホイールを履き替えたい」というリクエストで、650b700cホイールの両セットで「山と旅の自転車プラス」を納品させていただくことになりました。

 

 

 

アッセンブルしたのはロードコンポーネント仕様のグレードTS(SHIMANO 105)のオイルディスクブレーキ仕様。

 

 

オプションでハンドル上部を持ち上体が起きた状態でもブレーキがかけられる油圧サブブレーキレバー(BL-RX812)を取り付けました。

(GRXコンポーネント仕様の完成車はこのサブブレーキレバーは標準装備になります)

 

 

ホイールは650b・700cとも乗り味が非常に軽く、かつ丈夫な『SHIMANO RX-570』にアップグレード。

タイヤは、700cは私たちがお勧めしている32c幅(スポルティーフの標準タイヤ幅)、650bはお客様がランドナーに乗られている頃に履いていたものと同じ38c幅をセッティングしました。この2セットのホイールがあれば色々なシチュエーションを楽しめそうです。

※「山と旅の自転車プラス」は650b・700cホイール兼用設計です。

 

 

このお客様はお住まいが関東ということでしたのでメールでやりとりさせて頂きましたが、こちらの京都本店にご来店いただきましたら、試乗車を用意していますので、試乗してもらいご希望の自転車を選んでいただくことが出来ます。

 

また、今回のように自分の乗り方に合ったモデルが分からない、ビゴーレ・ウェブストアに載ってる標準完成車とは違う仕様の完成車を購入したい、といった方がいらっしゃいましたら別途対応させて頂きますのでこちらよりお気軽にお問い合わせ下さい。

 

最近はこの「山と旅の自転車プラス」をお選びいただくお客様も多く、一人や数人程度でゆっくり、のんびり一日を楽しむ乗り方も増えてきているように思えます。

 

 

今回紹介した「山と旅の自転車プラス」完成車のビゴーレ・ウェブストアはこちらより。