ビゴーレ・バイシクル・ラボ。
ここは、ビゴーレの代表でビルダーでもある片岡の実験室。新しいアイディアを一度自分の手で形にしてその性能を確かめる、ビゴーレの自転車が世に放たれる前のビゴーレで溢れている場所である。

ラボの入口には、いつまでも初心を忘れないためにレースの時に使用していたバナーが掲げられている。

 

壁には、歴代ダブルサスのフレームと工具。これまでのノウハウを確かめながら新しいアイディアへと投影させていく。

 

製作に必要な部品はシンプルに纏められている。その上には、いろいろなプロトタイプが。

 

一見古い工作機械が並んでいるが、昔の工作機械だからこそできる繊細な加工がある。
片岡の感覚を反映する大切な拡張身体である。

 

無いものはつくる。これは工作機械にも反映される。自由に回転する万力が欲しいから椅子と組み合わせてつくった片岡オリジナル万力台。

 

今、片岡の頭を悩ませている「新」モデルのプロトタイプ。はたしてどのような新しい自転車が生まれるのか、スタッフも楽しみにしている。

 

ラボにはストックヤードもある。これらは全部片岡のつくったフレームの分身であり、それも厳格にビゴーレ品質を維持している。

 

こうしている間にも、片岡は作業を始めてしまった。。