まだ肌寒い中、春一番もふいたかとかと思いきや、庭にはモンキチョウがひらひらと舞っていて一寸びっくり。
まだまだと思っているうちにいろんなところから春の気配が感じられる季節となり、慌てて去年にご報告できていなかったことを総まとめ?してみました。
そう、去年年末の世の中が慌ただしい最中に東京丸の内のグッドデザイン丸の内で行ったデザイントーク。
東京のビゴーレサポーター?のご協力もありおかげさまで無事に終わりました。人前でしゃべるという片岡にとっては初めての経験でしたが、終始和やかな雰囲気の中、途中余談が盛り上がり本題から大きくそれてしまっても温かい目で見守っていただき、とても実あるイベントを開かせていただきました。
みなさんに熱弁を振るう片岡。
ビゴーレの歴史から今回グッドデザインを受賞した「新・山と旅の自転車」の話まで、今回の企画展のキーワード『未来』をもとに約1時間の話をみなさん和やかな雰囲気の中、一生懸命に聞いていただいてました。
トークイベント後の試乗会の様子。一見“ふつう”な山旅車ですが、みなさん実際乗るとそのよく走る性能に驚き、その秘密を知るべく、寒空の下にもかかわらず、一生懸命に片岡の熱い思いを聞いてくれていました。
夜になるとまた雰囲気が変わる GOODDESIGN MARUNOUCHI。多くの人が足を運んでデザインからみえる未来に心をときめかせておられるようです。
『未来』という視点から、私たちもビゴーレをいうブランドを見直す良いきっかけとなったとともにこれからビゴーレがどのような自転車を作っていくべきかを考えることができ、この機会を与えていただいたデザイン振興会の川口さんには本当に感謝です。また、東京での準備がままならない中で、いろいろ手助けしていただいた、大谷さん、杉野さんをはじめ、イベントに来ていただいた多くの方々も本当にありがとうございました。
そして、
そんなイベントが東京で行われている最中、タイのバンコクでは、UTB-0が日本代表として頑張ってくれていました。
昨年11月からバンコクで日本のデザインを広めるべく開設された“GOOD DESIGN STORE Bangkok”。香港に続き第二弾の拠点として、日本の様々なプロダクト類を展示、販売することで日本のデザインの力を世界の人に感じてもらうという企画に、再びビゴーレのUTB-0に招集がかかり、現在もストアの入り口に展示されています。
このUTB-0、私たちにとっては大変思い入れの深い一台であり、これまでレース用の自転車しかつくってこなかったビゴーレが、「街で自転車に乗る」ために正に「ゼロ」から考え出した一台。日々を楽しむということを私たちの視点で捉え直したこの時の思いは、今にもつながっていて、山旅車の開発にも活かされています。
写真は、GOODDESIGN Bangkokのオープン当初の様子です。
「店舗が入居する「Central Embassy」は、英国大使館跡地に2014年5月にオープン した最新のショッピング・モールで、BTSプルンチット駅に直結しており、数多 くあるバンコクのショッピングモールの中でも多くのブランドのフラッグシップ ストアが出揃うハイエンドなモールとして知られています。」(デザイン振興会コメント) (ご参考) http://www.centralembassy.com
場所:Level 4, Central Embassy
住所:07/1 1031 Ploen Chit Road
Tel: +66 2 160 5686
GOOD DESIGN STOREでは受賞商品の販売を通じてグッドデザイン賞の理念を浸透 させることを目指されています。その中に私たちも加わることができてたいへん光栄です。
https://www.jidp.or.jp/ja/gooddesign/store
また、バンコクへ行かれる際は、異国の中の日本を感じに立ち寄ってみてください。
こうやって振り返ると、
年末年始は、山旅車の販売開始もあり、ばたばたと今まできましたが、ビゴーレのたのしみを知ってもらうべく今年も一台一台大切に作っていきたいと思います。