自転車と同様に愛着をもって永く付き合えるものとなるように、そんな想いで製作しているビゴーレのTシャツ「LOGO-T Premium」があります。
その、LOGO-T Premiumですが、春に向けて再入荷しました!ビゴーレ京都本店とオンラインストアにてご覧いただけます。
「LOGO-T Premium」の歴史は、1997年から始まります。
当時、京都市の北山(京都市営地下鉄烏丸線の北山駅付近)というエリアに「フィルビリーズ」というアメリカンカジュアルをメインとしたアパレルショップがありました。
ビゴーレのフレームビルダー片岡の友人でもあった「フィルビリーズ」の店主から、”これはいいもの”と紹介いただいたのが、1997年にスタートしたアメリカ製カットソーブランド”Good-on”のTシャツです。
それまでも、ビゴーレからアパレル製品をいくつか出していましたが、当時何か新しいものはないかと思案していた片岡が感じたのは、この”Good-on”のTシャツは1970年代のmade in U.S.Aの風合いと似ている、ということだったそう。(1970年代当時は神戸まで行かないとアメリカ製の商品は買えなかったそうです。京都からわざわざ買いに行っていたとのこと。)
時代に左右されないシンプルなデザインで、洗うたびに味が出て、永く使えるTシャツだったため、LOGO-Tのベースとして採用することになりました。(2023年でも販売が続いており、まさに時代に流されることなくロングセラーとなっていますね。)
ここで、このTシャツについて少し説明します。
ベースとなる”Good-on”のTシャツは上質なUSAコットン(100%)が使われ(「COTTON USA」の認証ブランド)、パタン、そして細部の縫製まで米国と日本で丁寧に作られています。
10年着られるようにと生み出されたパターン(=設計図)は、縮んでしまうことはもちろんありません。強度を確保しながら良い着心地という機能を最大限に引き出す縫製で仕上げられています。
↑首へのあたりをソフトにし、型崩れを防ぐ補強テープ付き
↑伸びを防止し、型崩れやパンクを防ぐ縫製
↑袖も型崩れを防ぐ縫製に
染め色も、生地の特性やデザインに合わせた染色法で初められています。今回ビゴーレの「LOGO-T」として使用したものは、すべて「顔料染め」(PIGMENT DYE)です。
↑P-グレー(ダークグレー)
↑P-ダークグリーン(ブリティッシュグリーン)
↑P-スレート(青みのあるグレー)
↑P-ブラウン(焦茶色)
↑P-fレッド(明るめの赤)
↑P-バナナ(マスタードがかった黄色)
今回はこの6カラー、これまでビゴーレで発売していないカラーもあります(P-ダークグリーン、P-バナナ)。
「顔料染め」(PIGMENT DYE)は、粒子の大きな顔料を生地の表面に固着させ、摩擦で白いカスレの風合いが出る加工のため洗うたびに味が出て“経年優化”が楽しめる1着となります。特性上、1点1点染め上がりの色や縮み率が若干異なるところも特徴の1つです。
洗うたびに表面の色が落ち、ジーンズのように「味」がでて風合いが変化していく“経年優化”を楽しむことができるため、PIGMENT DYEをセレクトしました。
そこに、「VIGORE」のロゴが京都で1つ1つプリントされています。(プリントのカラーは全て白色です。)
独特の染色と高い耐久性で、すぐにゴミ箱行きになることもなく、他のTシャツよりも長い間変化を楽しめます。片岡自身も長年愛用をしています。
ビゴーレの自転車と同じく、ベーシックでシンプルな「LOGO-T Premium」、永く寄り添うあなたの相棒の1着としていかがでしょうか。
※着丈が短めで日本人に合うサイズ感です。各カラー・各サイズ少量のため、ご希望の方はお早めにどうぞ。
(在庫切れになった場合は、納期が1.5ヶ月程度かかります。)