前回からの続きです。
これまでのVIGOREの自転車もそうですが、今回も私達は私達の日本のフィールドで乗りやすい/乗ってもらいたい自転車を製作しています。
「新・山と旅の自転車」は通常カンチ/Vブレーキ仕様ですが、実はディスクブレーキ仕様でテストしていました。
製作したテストバイクを見たお客様から要望がありオプションで受け付けていました。
↓カンチ/Vブレーキ台座を削り落としているところ(2016年10月)
↓サンドブラストでロウ付け後のフラックスやサビを落としているところ(2016年10月)
↓リアディスク台座加工完了(2016年10月)
このような要望が何台か続きましたので、私達もテストバイクを製作し街や山の中で乗ってみます。
↓テストバイクで山の中をライド(2016年10月)
マウンテンバイクではディスクブレーキは当たり前となりましたが、私達は1994年(Vブレーキもまだ普及していない時代)に日本初のレース用ディスクブレーキ仕様のダウンヒルマウンテンバイクをすでに製作しその優位性を感じていました。
そしてテストしていた上記の画像の頃(2016年)からロードバイク用のディスクブレーキも徐々に供給され始めてきていたのでその将来性を感じ、次作は「ディスクブレーキ仕様で」となりました。
それからテスト車を街や山の中で乗り確かめる日々が始まりました。