先の記事で駆け足で去年の年末の出来事を振り返ったのには実は、わけがあります。

実は、今度の2月26日(金)の夜から、アメリカのアウトドアウェアブランド、パタゴニアの京都店にて、パタゴニアのトークイベント「スピーカーシリーズ」でビゴーレがものづくりの視点から話をすることになりました。

パタゴニアは、 1970年に創業者のイヴォン・シュイナードが自ら使う登山用具を作り、それを仲間たちに供給し始めたことから始まったアウトドアウェアメーカー。
実は、1999年にちょっとした縁で大阪のお店で当時のダブルサスペンションバイクを展示していただき、そこから十余年、交流が続いていました。ジャンルは違えど、パタゴニアのアウトドア・アクティビティのための「道具」としてのウェア作りに私たちも共感しており、前から何かできればというやりとりがあったのですが、なかなかイメージがつかめずに実現に至りませんでした。
そんな中、昨年の丸の内でのデザイントークで漸くビゴーレとして話ができることをまとめる機会ができ、みなさんにビゴーレとしてお話できる一つの方向性がおぼろげながら見えてきたので、ここは一念発起、この勢いでやってみようということになりました。

丸の内のイベントでは、「未来」をキーワードに私たちの自転車から考える未来について話しを進めましたが、今回は、私たちのものづくりの思いにもう少しスポットを当て、ビゴーレがこれまで進めてきたレース用の自転車で蓄積した経験やノウハウを日々のたのしみのための自転車づくりに活かし、新しい自転車づくりに励みだした経緯をお話しできればと考えています。

 パタゴニアの「スピーカーシリーズ」は、これまでも各地のパタゴニアで開催されており、その多くは、サーフィン、アルパインなどのアウトドアアクティビティの経験、体験談や、パタゴニアが支援する様々な環境活動を実践されている方のお話が主で、「ものづくり」という立場からの話は知る限りは初めてではないでしょうか。ただ、私たちのものづくりの先にある思い、哲学に共感いただき、今回このような機会を頂くことになりました。

お時間があれば、ぜひお立ち寄りください。
私たちの真面目なものづくりの哲学、少しでも多くの人に聞いてもらえればと思います。

 

日時: 2016年2月26日(金)19:30〜

場所: パタゴニア 京都
京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2 新風館1F
Tel: 075-251-2101