“I plan to travel Japan next month.I first arrive at Osaka and buy the bicycle and move on to Fukuoka.And i am thinking to have Vigore.”
ある日このようなメールが届きました。
メールは韓国在住の方からで来月日本に旅行予定でその時に使う自転車をビゴーレで検討している、という内容。
詳細や用途をメールでやり取りさせていただくと、フロントラック・リアラック・パニアバッグを付けてツーリングしたいとの事でしたので『山と旅の自転車プラス』をお薦めさせていただきました。
韓国にお住まいの為、メールで身長やご予算を参考に自転車のサイズやグレードを決定しました。
↑出来上がった『山と旅の自転車プラス』のグレードe。(サドルはお持ちのものを持ち込まれる予定ですのでとりあえず標準のサドルを付けています。)
↑グレードeはSHIMANOのClaris(クラリス)コンポーネントをアッセンブルした完成車です。
※余談ですが、グレードeの”e”とは、”Enjoy(エンジョイ)”や”Entry(エントリー)”などの頭文字から取ったもので、初めての方もそうでない方もスポーツバイク入門用として楽しんでもらいたいと企画している完成車です。
↑メールのやり取りで”ちょっと楽なポジションが良い”とのリクエストだったので、ステムを上向き※に付け(標準は下向き)ハンドルを上目にしてセッティングにして上体が起きるアップライトなポジションに。
※ビゴーレオリジナルのステムには7°の角度が付いており、上向き/下向きのどちらの向きでも取り付けが可能です。
↑グレードeはメンテナンス性の良いワイヤーディスクブレーキ仕様になります。
↑サドル・リアキャリア・バッグ類を持ち込み予定だったので、ご来店当日にそれらを取り付けて完成です。これらは韓国で使っている自転車に付けていたものだそうです。ご本人と一緒に。
納車はこちらの店舗にて。
実車を乗ってもらい最終的な調整をさせていただきました。
納車時に少しお話しさせていただくと、
自転車は子供の頃から乗られていたそうで、韓国にはローカルな自転車メーカーが無いらしく、新しい自転車を探していたところ京都にいる友人がビゴーレを紹介してくれた、との事でした。
これからは京都から15日程度かけホテル、ゲストハウス、キャンプ(キャンプ道具も持参されていました)で宿泊しながら九州まで自転車旅行をし、九州から釜山まではフェリーで自転車を持って帰られるそうです。
九州までのルートは、韓国の詩人『尹東柱』が巡った軌跡を辿るとの事。
気を付けて楽しんで来て下さい!
【追記】
納車はこの記事を書く1週間ほど前だったのですが、昨日このようなメールをいただきました。
“I’m in hiroshima now.The bicycle has been doing just fine till now.”
旅も自転車も順調そうで安心しました。