先月発売となったSHIMANOのグラベル専用コンポーネントの「GRX820」。
その「GRX820」で『山と旅の自転車プラス』の見本車を組みましたのでご紹介します。
↑『山と旅の自転車プラス』の「GRX820」仕様完成車(フレームサイズ:L(540mm)サイズ)
「GRX820」とそれぞれのパーツを見ていきますね。
↑フレアハンドルに取り付けた際に手を置くポイントが平になった「GRX820」のSTIレバー、手のひらのより多くの範囲に圧力を分散させ、長距離ライドでの快適性を確保します。
ハンドル上部のサブブレーキレバーはGRX仕様の完成車に標準で付属します。(不要な方は取り付けせずに組む事も可能です)
バーテープはオプションのBROOKS Cambium Rubber BartapeのMud Greenカラー。
↑「GRX 820」ではフロントのチェーンリングの仕様が1×12速(シングル仕様)と2×12速(ダブル仕様)の2種類ありますが、この見本車では2×12速(ダブル仕様)で組んでいます。2×12速(ダブル仕様)の方がよりギア比のカバー範囲が広く細かいギア比調整が出来るため、舗装路をメインで走る方にお薦めします。
2×12速(ダブル仕様)のチェーンリングの歯数は48-31Tのみの展開となります。
↑確実な制動力とコントロール性を発揮するフラットマウントタイプの油圧ブレーキキャリパー。
↑スプロケット(12速)は標準で11-36T(11-34Tも選択可)が付きます。前モデルの「GRX 810」では11-34Tまでしか無かったのでより軽いギアで登り坂に対応出来るようになりました。
リアディレイラーではクラッチを継続採用していて、荒れた路面でもチェーンテンションを強化出来ます。
↑こちらはオプションのホイールの「WH-RX880-TL」、リム部分はカーボン製。前モデルよりも軽量になっており、より速い加速と坂道での素早い動きに対応します。
対応タイヤ幅は700c×32mm〜50mmまでと幅広いシチュエーションで使う事が出来ます。(『山と旅の自転車プラス』の最大タイヤ幅は700c×43mmとなります)
現在のところ、フロントチェーンリングでシングル仕様の完成車の場合はこのホイールのみの対応となっております。(ダブル仕様でもこのホイールは選択可能です)
↑今回見本車用に組んだこのフレームカラーはマットメタリック※レモンイエローカラー。
※少し青味かかった黄色です。
ロゴカラーはオプションのグレーカラーで雰囲気を合わせました。
こちらのフレームカラーとロゴカラーはウェブストアでもオプションページで選択していただけます。(もちろん店頭でも)
↑サドルはオプションで人気のあるBROOKS Cambium C17。カラーはバーテープと同色のMud Green。(オプションを選択しない場合はWTB Volt(カラー:ブラック)サドルが付きます)
バーテープとサドルのカラーを合わせると全体がまとまりやすいです。
↑タイヤはGRX仕様完成車に標準で付くPANARACER Gravel King SK(700×32c)。舗装された道はもちろん、荒れた林道や砂利道まで走行出来て、耐パンク性能や耐久性を強化しつつ軽量化も実現したおすすめのタイヤです。
無償で違う幅(35c/38c/43c)にも変更可能です。
この「GRX 820」、リアの変速が12速になっただけではなく(前モデルの「GRX 810」は11速)、色々と乗って快適なように進化を遂げているんです。
こちらの京都本店には今回紹介した新型「GRX 820」仕様のこの自転車を試乗してもらう事も出来ますので、ご来店をお待ちしております。
↓『山と旅の自転車プラス』の「GRX 820」仕様の完成車のウェブストアページはこちらより。