以前販売していた「クロモリレーサー」の最上級グレード『Premium』。

このモデルはSHIMANOの最高峰グレードのDura Aceコンポーネントをアッセンブルした完成車になります。

 

しばらくビゴーレ・ウェブストアでは販売がありませんでしたが、この度、再販売する事になりましたのでお知らせさせていただきます。

 

↑「クロモリレーサー  Premium」

 

 

クロモリレーサー 『Premium』  =   Di2  +  キャリパーブレーキ

 

この『Premium』にアッセンブルするコンポーネントはDura AceのDi2(電動変速)+キャリパーブレーキ(リムブレーキ)仕様。

(Dura Aceグレードでは変速は電動変速仕様(ワイヤー仕様は出ていない)しか出ておらず、ブレーキはディスクブレーキ仕様とキャリパーブレーキ仕様の両方が出ています。)

 

 

 

 

各所を見ていきます。

 

↑Di2(電動変速)+キャリパーブレーキ仕様のSTIレバー。ワイヤー式の変速機構が無い為、より小型になり重量もかなり抑えられ、握りやすくかつコントロールしやすいレバーになっています。変速はスイッチを押すだけで極めて迅速・正確な世界最高のシフティングを生み出しています

 

 

↑中空アームと中空チェーンリングによって重量を最小に抑えながら、高剛性および高いシフティング精度を実現しています。ペダルはDura Ace SPD-SLが付属します。(ペダル無し・ペダル持ち込みなど別途対応可能)

 

 

↑SHIMANO史上、最速の変速スピードを誇るリアディレイラー。ワイヤレスユニット・充電器・スイッチを一体化したコンパクトなデザインです。コンセントやPCとこのリアディレイラーをケーブルで繋げる事で充電が出来ます。

 

 

↑剛性・制動力・重量の優れたバランスの超軽量のブレーキキャリパー。

 

 

↑『Premium』に標準で付くBROOKSのC17 SPECIAL(BLACK NATURAL)。7年の開発期間を経て発表されたこの革新的なサドルは、硬化天然ゴムと、繊維構造の薄い層によって強化されたオーガニックコットンキャンバスで作られています。ハンモックのような構造をしており、振動と衝撃を吸収しつつライディング時の快適性はまるでレザーサドルの様なパフォーマンスを生み出します。

 

 

↑タイヤはCONTINENTALのGrand Prix 5000(700×25c)。フルモデルチェンジにより、軽量かつ強度の高い走行性の高いタイヤです。

 

 

↑ホイールは世界で称賛されているベストセラーのCAMPAGNOLOのZonda(ゾンダ)。基本構造を上位グレードから引き継ぎ、軽快な走りが楽しめます。

 

 

↑以前よりパイプの肉厚を薄く、外径を少し太くする事によって剛性の高く(特に横剛性)、かつ軽量になったフロントフォーク。最大700×28c幅までのタイヤが装着可能です。

 

 

↑ダウンチューブのメインロゴカラーはビゴーレ・ウェブストアでは8カラーから、京都本店では27カラーから選択が可能です。

フレームカラーはビゴーレ・ウエブストアでは15カラーから、京都本店では店内のカラーサンプルブックから選択が可能です。

 

 

↑ヘッドチューブのフィッシュボーンロゴ。メインロゴに合わせたカラーが付きます。

 

 

↑「クロモリレーサー Premium」には特別にビゴーレオリジナルのヘッドスペーサーが付属します。ご注文後、1つ1つお客様のご希望のサイズを店内の工房で製作します。

 

 

↑「クロモリレーサー」フレームは標準ではダウンチューブの下にボトル台座は付いていないのですが、最近「付けて欲しい」とのリクエストが多いのでオプションでボトル台座を追加出来ます。ご希望の場合は、別途お知らせ下さい。

 

 

 

「なぜディスクブレーキじゃないの??」

 

 

この「クロモリレーサー」は1992年発売以来のビゴーレのベストセラーモデルです。

その頃はもちろんロードレーサー用のディスクブレーキなどは無く、キャリパーブレーキのみ。

しっかりと乗り手の力を前に進む力に変換出来るようにクロモリ素材の性能を最大限に活かしたパイプの長さと厚みのバランスでの設計です。

 

 

発売から約30年が経ち、現在のパーツやコンポーネントは発売当時のそれらとはデザイン、性能や剛性も違います。

この「クロモリレーサー」はその美しいシルエットを残しつつ、その時のパーツやコンポーネントに合わせてアップグレードを常に続けてきました。

クロモリ製フレームと言っても設計でそれぞれ異なった乗り味になりますが、これまで色々なクロモリ製フレームを乗り比べたお客様から「まるで後ろから押されているよう」と言われる一台になりました。

 

 

「クロモリレーサー」についてはこちら↓で詳しく説明していますのでご覧下さい。

↑画像クリックで「クロモリレーサー」詳細ページにとびます。

 

 

最近はロードバイクでもディスクブレーキ仕様が主流になりつつあります。

だったら『「クロモリレーサー」にディスクブレーキ台座をつけたらいいんじゃないの?』と思われるかもしれません。

ディスクブレーキはブレーキング時にブレーキキャリパー付近のパイプに相当の力がかかります。その力に耐えうるようにパイプを太くしたり肉厚のものにしたり、ブレーキキャリパー付近に補強を入れたりするとせっかくのクロモリ製のロードバイクとして培ってきた全体のバランス(剛性・軽量・バネ感・ショック吸収性)が無くなってしまうんですね。

 

 

今でも「クロモリレーサー」がキャリパーブレーキ仕様なのは、クロモリ製のロードバイクとして培ってきた全体のバランス(剛性・軽量・バネ感・ショック吸収性)を崩さず、その素材を最大限に活かした「踏んだ時に良く進む」自転車の完成形だからなのです。

 

 

ロードバイクもディスクブレーキ仕様が多く占めるようになってきましたが、SHIMANOが上位グレードでもキャリパーブレーキ仕様をまだ残しているという事は需要が無くならないという事なのでしょう。

 

 

 

 

 

そんな、バランスの取れたクロモリ製フレームの完成形にSHIMANOの最高峰コンポーネントDura Aceをアッセンブルした「クロモリレーサー Preminum」のビゴーレ・ウェブストアも今年中にオープン予定ですのでもうしばらくお待ち下さい。←「クロモリレーサー Preminum」ウェブストア、オープンしました!

「クロモリレーサー Preminum」ビゴーレ・ウェブストアはこちらより→

 

 

 

 

 

また、この「クロモリレーサー Premium」のベースになっている「クロモリレーサー Di2仕様」のフレーム+フォーク販売もあります。

↑画像クリックで「クロモリレーサー Di2仕様」のフレーム+フォーク販売ページにとびます。