「昨日、経営してた店を引退して(ビゴーレに)来ました」。
夏の終わり頃、そんな言葉と共にお越しいただいたご夫婦がいらっしゃいました。
長らく、会社やお店を経営されていた中、
今年の初めに掲載いただいた京都新聞の弊社に関する記事を読んでいただき、
今年引退したらビゴーレの自転車に夫婦で乗る、と決めてくださっていたとのこと。
(自転車は、今年滋賀県に旅行された際にレンタサイクルを3時間され、興味を持たれたそうです。)
ゆったり、中速でサイクリングを愉しみたい、
いつか2人で琵琶湖を何泊かしながら1周してみたい、とのこと。
ご希望の乗り方から「山と旅の自転車プラス」をご提案させていただきました。
舗装路中心で走られるためホイール径は700c、タイヤ幅は32cに。
そして、奥様は自転車自体に乗ったのは今年の滋賀県でのレンタサイクルが初めてだったそうで、
ドロップハンドルではなく、楽な姿勢で乗れるアップハンドル(ライズ浅め)で組ませていただくことになりました。
そうして出来上がった完成車2台がこちらです。
2台はハンドル以外は同じ仕様です。ご夫婦やご友人などで一緒に乗る場合はこのように車種や仕様を同じにするとペースが合いやすいため、一緒にご購入される場合はできるだけ似たような車種・仕様をお勧めしています。
↓奥様の自転車はアップハンドルに
スポーツタイプの自転車にまだ慣れていないと言うことでしたので、
完成してから、しばらくは自転車はビゴーレにおいて、週に1-2回お越しいただきビゴーレ近隣で練習されていました。
実は、年齢のこともあり、楽に乗れるように電動アシスト自転車に改造できないかと(弊社では対応していません)相談もいただいていました。ただ、お話をさせていただいている中で、
もちろん、目的に応じて電動アシストという選択肢も世の中にはありますが、
「ビゴーレはゆっくりでも、自分の足で愉しむことがいいと思い、自転車を考え、つくっています。坂は坂と感じながら漕ぎ、登り坂でしんどかったら降りて歩いてもいい、そのフィールド・道を体感することが自転車に乗る悦びにつながるのではないでしょうか。」
という言葉に大変共感いただいたようで、ご購入を決めていただいたということもありました。
オーナー様の足と一体となり、
毎日も、ツーリングも特別な時間を共に過ごしてほしいなぁ、とビゴーレ一同思っています。
「山と旅の自転車プラス」は“フラットハンドル”でも“アップハンドル”でもどちらでも組み上げることができます。
ご希望の方や何か相談されたい方は、お気軽にお問い合わせください。